WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ。チャンピオン田口良一(ワタナベ)vs挑戦者同級1位宮崎 亮 (井岡)。8月31日、東京・大田区総合体育館。田口選手は指名挑戦者を迎え、4度目の防衛戦に挑んだ。
2階級制覇を狙う宮崎選手。
試合開始。
初回、良かったのは挑戦者。しかし2回以降、体格に勝る王者が徐々にペースを上げて行った。
左の刺し合いから、田口選手の右が伸びる。
中盤以降、すっかりペースを掴んだ王者に対し、宮崎選手も必死の抵抗。
最終回。両選手、力を絞っての打ち合いとなった。
そして試合終了。メルバ・サントス(プエルトリコ)主審は、田口選手の右手を挙げた。
スコアは117-111、119-109、116-112。
4度目の防衛に成功した田口選手は、25勝(11KO)2敗1分。
「まだまだ伸びている」と王者を評した渡辺 均 会長は、「内山(高志)が復帰するかどうかはまだ話していないので分かりませんが、ほかの選手と並べて次は大晦日ですかね」と、田口選手のV5戦は大晦日が濃厚とした。
「これからも強い選手と戦い勝って行きたい」と言う田口選手の防衛ロードに注目。