9月17日(現地時間・以下同)に米・ラスベガスのMGMグランドガーデンで、WBO世界スーパーウェルター級王者リーアム・スミス(英)へのチャレンジが決まっているサウル・” カネロ”"・アルバレス(メキシコ)は、スミスに勝つことを想定し12月10日に次戦を予定。WBO世界ミドル級王者ビリー・ジョー・ソーンダース(英)へ挑戦する計画があったが、思うように進展していない。
29日(日本時間30日)、ゴールデン・ボーイ・プロモーションのエリック・ゴメス副社長は、17日のアンダーカードで対戦が決まっている、ガブリエル・ロサド(米)vsウィリー・モンローJr(米)戦勝者が、カネロの次戦相手になる可能性があることを新たに示唆。
スミスvsカネロ戦と同じ興行にソーンダースが出場する期待が高まっていたが、WBO王者はロサド、モンローJrらの挑戦者候補との対戦を拒否。現在も次戦の動向が掴めていない。G・B・Pは今後もカネロvsソーンダース戦実現を目指して行きたい意向だが、まだまだ不透明。
また、10日、英国でケル・ブルック(英)挑戦を受ける3団体統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)も、残る一つのベルトWBO王座吸収へ強い意欲を見せており、ソーンダースは今のところ高みの見物といった感じ。
日本期待の村田諒太(帝拳)選手のターゲットもソーンダースの持つベルト。間隙を付いての日本招聘も、可能性なきにしもあらずのような気もします。
後の動向に注目!。