WBA世界スーパーライト級王者リッキー・バーンズ(英)は、10月7日(現地時間)、英・スコットランドのグラスゴーで予定される、同級1位キリル・レリ(ベラルーシ)との指名防衛戦をクリアした場合、次戦は米国で元3階級制覇王者エイドリアン・ブローナー(米)の挑戦を受ける計画があることを明かしている。
スコットランド初の3階級制覇王者が次に目指すのは、ラスベガスでの100万ドルファイトで、破産を乗り越え世界王者に復活したバーンズは、ビッグマネー獲得へ意欲満々。まずは21戦全勝(19KO)無敗のレリ相手のV1戦を、どう乗り越えるのか、さらに注目が集まる。
一方のブローナーは、4月のアシュリー・テオフェン(英)とのタイトル戦で0.4ポンド体重超過。その後、再計量に応じず、保持していたWBA世界同級王座を剥奪されたが、試合では9回TKO勝ちを収めた。
しかし、リング外では1月に起こした強盗及び暴行容疑の罪で裁判を抱える身となっている。7月の公聴会に3時間遅刻して出廷したブローナーに対し、判事は法廷侮辱罪を適用。懲役30日を宣告され刑務所に収監されている。
まずはバーンズのV1戦。そして、ブローナーの裁判の行方に注目。