WBA女子世界ライトミニマム級王座決定戦。同級2位古川夢乃歌(ワタナベ)vs同級3位西村聡美(折尾)。13日、埼玉県草加市文化会館ホール。WBC女子世界アトム級王者小関 桃 (青木)選手が返上した王座の決定戦は、3階級落として来た22歳の日体大生、古川選手と、2児の母親である35歳の西村選手が激突。
初回、古川選手が左フックを好打。パワーに勝る22歳が優位に立った。
第3ラウンド。攻勢を続ける古川選手の右が西村選手を捕らえたところで、島川主審は試合をストップ。TKOタイム3回1分59秒。
新王者古川選手は、8勝(6KO)1敗2分。「減量もうまく行った。今後は上の階級も制覇したい」と意欲的だった。2度目の世界戦だった西村選手は、9勝(1KO)3敗。