16日(日本時間17日)、英・カーディフ、アイス・アリーナ。WBO世界ライト級タイトルマッチ。王者テリー・フラナガン(英)に、同級9位ムゾンケ・ファナ(南ア)が挑んだ一戦は、フラナガンが12回判定勝ち。スコアはジャッジ三者が揃って120-106。
4回、左フックでダウンを奪ったフラナガンが優位に立った試合は、王者のKO防衛が期待されたが、この日のフラナガンは振りが大きく空振りも目立つ。ファナも抵抗するものの、逆転まではいたらず、最終回、スリップ気味ながら再びダウンをスコアした王者が大差の判定を握った。
WBO世界ミドル級2位トミー・ラングフォード(英)が、ティモ・ライネ(フィンランド)と対戦した一戦は、ラングフォードが7回1分28秒TKO勝ち。保持するWBOインターコンチネンタル同級王座の防衛に成功した王者は、1位アフタンディル・クルツィゼ(ジョージア)との挑戦者決定戦が予定されている。