WBA世界選手権委員長ジョージ・マルティネスは、ウェルター級正規王者キース・サーマン(米)と、スーパーウェルター級正規ジャック・クルカイ(独)に指名戦を通達。サーマンは同級暫定王者デビッド・アバネシャン(ロシア)との王座統一戦。
クルカイは同級1位デメトリアス・アンドラーデ(米)の挑戦を受けることになる。アンドラーテはWBC世界同級1位にもランクされており、2位のチャールズ・ハトレイ(米)との指名挑戦者決定戦が指示されている。
ロバート・ゲレロ(米)、シェーン・ポーター(米)と、名のある選手に勝って来ているサーマンが、知名度の低いアバネシャンと対戦する場合には、そのファイトマネーが問題となりそうで、サーマン=アル・ヘイモン陣営がどのような選択をするのかは興味深い。