4日(日本時間5日)、米・カーソンのスタブハブ・センターで開催された、WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ。王者フランシスコ・バルガス(メキシコ)vs挑戦者オルランド・サリド(メキシコ)の一戦は、引き分けでバルガスが王座を死守。スコアは114-114、114-114、115-113バルガス。
試合は期待に違わぬ大激戦。両選手、共に譲らぬ好ファイトで大観衆を沸かせた。辛くも初防衛に成功したバルガスは、23(17KO)無敗2分け。世界戦2連続引き分けとなったサリドは、43勝(30KO)13敗4分け1NC。
セミファイナル。無敗対決となったNABA北米フェザー級王座決定戦。16戦無敗(8KO)のジュリアン・ラミレス(米)と、20勝(15KO)1分無敗のアブラハム・ロペス(米)の試合は、ロペスが10回判定勝ちで新王者。スコアは97-93、97-93、98-92の3-0。試合はポイント差以上の接戦で、ラミレスの勝ちを推す声も少なくない。
ドル級10回戦。元世界挑戦者(ゴロフキン、クイリンにTKO負)ガブリエル・ロサド(米)と、アントニオ・グティレス(メキシコ)=20勝(9KO)1敗1分=の一戦は、ロサドがダウン挽回の判定勝ち。スコアは96-93、95-94、95-94の3-0。