今年3月、ルーカス・ブラウン(豪)にWBA世界ヘビー級正規王座を追われた、ルスラン・チャガエフ(ウズベキスタン)が王座復帰。ブラウンは試合後のドーピング検査で、禁止薬物のクレンブテロールが検出され、王座剥奪に加え、6ヶ月間の出場停止処分を受けていた。
WBAヒルベルト・メンドサ・ジュニア会長は、3月の試合をノーコンテストにすると共に、王座をチャガエフに差し戻すことを正式に発表した。
チャガエフはブラウン戦後、引退を表明しているが、WBAはヘビー級王座統一トーナメントで対戦が義務付けられている同級4位フレス・オケンド(プエルトリコ)との交渉締結を待つとしている。両者は2014年7月に対戦。チャガエフが12回2-0の判定で勝利している。