7日(日本時間8日)、米・ラスベガスのT・モバイル・アリーナで開催されたWBC世界ミドル級タイトルマッチ。王者サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)に、WBC世界ウェルター級1位アミール・カーン(英)が挑戦した一戦は、カネロが6回KO勝ち。
試合は立ち上がりからスピードと手数で上回るカーンが、カネロからポイントをピックアップ、リードを広げた。しかし迎えた第6ラウンド、カーンの肩ごしに放たれたカネロの右一発でカーンはダウン。
仰向けに倒れたカーンは、そのままピクリとも動かず試合は終了。最近まれにみる一発KOとなった。試合後カネロは、リング上から対戦を指令されているWBC世界同級暫定王座を保持するゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)に対戦を約束。今秋の決戦が待たれる。
前IBF世界ミドル級王者デビッド・レミュー(カナダ)と、グレン・タピア(米)によるNABO北米ミドル級王座決定戦は、初回から強打を振るって前進しペースを掴んだレミューがタピアを一方的に攻め、4回開始早々左フックでダウンを奪う。すぐに立ち上がったタピアだったが、セコンドが棄権の意思表示を示し、試合はあっさり終了。
20戦無敗(13KO)のフランンキー・ゴメス(米)と、元WBA世界スーパーライト級王者マウリシオ・エレラ(米)がグローブを交えた一戦は、ゴメスが10回判定勝ち。スコアはジャッジ三者が揃って100-90の3-0。
空位のWBCコンチネンタル・ミドル級王座決定戦。26戦無敗(22KO)のパトリック・テイシェイラ(米)と、カーティス・スティーブンス(米)の一戦は、スティーブンスが2回1分4秒TKO勝ちで新王者。
【ミニグローブ・ペアセット】 【ミニグローブ・キーホルダー】 【プロボクサーの減量着】