WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ。正規王者河野公平(ワタナベ)vs同級7位インタノン・シスチャムアン(タイ)。4月27日、東京・大田区総合体育館。昨年10月、米シカゴで亀田興毅を破った河野選手は、3度目の防衛戦。
挑戦者インタノンは、43勝22KO11敗2分。
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終了間際、河野選手のワン・ツーでインタノンはダウン。
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王者は右アッパーのボディ打ちで、この試合2度目のダウンを奪う。
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河野選手の右でインタノンは、またしてもダウン。
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惜しくもKOは逃したが、河野選手が文句ない勝利を飾った。
スコアはジャッジ三者が揃って、119-106の3-0。
V3に成功の河野選手は、32勝(13KO)8敗1分。
無類のスタミナぶりを見せた35歳のチャンピオンは、「まだ伸びていると思う」と成長を実感。陣営は今夏と、大みそかに防衛戦を予定しており、年末は同級暫定王者ルイス・コンセプシオン(パナマ)との王座統一戦実現を目指す。