30日(日本時間5月1日)、米・カーソンのスタブハブ・センターのメインカード。元世界王者同士の再戦、元WBC世界ウェルター級王者ビクター・オルティス(米)と、元IBF、WBC世界同級及びWBA同級暫定王者アンドレ・ベルト(米)の一戦は、ベルトが4回1分14秒TKO勝ち。
2011年4月の初戦はオルティスが12回判定勝ち。ベルトが初黒星を喫して以来、約5年振りに実現した再戦は、2回にオルティスが先制のダウンを奪うが、4回、ベルトの強烈な右アッパーで、今度はオルティスがダウン。
何とか続行に応じたオルティスだが、ベルトの追撃の前に2度目のダウン。ここも立ち上がったオルティスだが、ダメージは深刻で試合はここまで。雪辱を果たしたベルトは、31勝(24KO)4敗。打たれ脆さを突かれたオルティスは、31勝(24KO)6敗2分。
セミファイナルのライトヘビー級10回戦。IBF、WBC同級5位のエドウィン・ロドリゲス(ドミニカ)が、元WBO北米同級王者トーマス・ウィリアムスJr(米)と対戦した試合は、ウィリアムスJrが2回2分59秒KO勝ち。