27日、東京・大田区総合体育館で開催された、WBAトリプル世界戦。スーパーフェザー級戦は、スーパー王者内山高志(ワタナベ)選手に、同級暫定王者ジュスレル・コラレス(パナマ)が挑んだ王座統一戦。
内山選手は2回、3度のダウンを奪われ、まさかの王座陥落。海外でも、「Big upset」と取り上げられた敗戦。「試合前から勝って当たり前という雰囲気だったことが反省点」という、渡辺会長の言葉が印象に残った。
スーパーフライ級戦は正規王者河野公平(ワタナベ)選手に、同級7位インタノン・シスチャムアン(タイ)が挑戦。
亀田興毅選手との試合で、「強くなった」と自信を付けた河野選手は、3度のダウンを奪い判定勝ち。しかし王者は、「スカッとKOして終わりたかったが詰めが甘い。もっと練習して強くなる」と、気を引き締めた。
ライトフライ級戦は正規王者田口良一(ワタナベ)選手に、同級7位ファン・ランダエダ(ベネズエラ)が挑戦。
ランダエダは2014年12月、約4年ぶりにカムバックして以来2勝1敗。はるかに全盛を過ぎた37歳の元WBA世界ミニマム級暫定王者は、5度のダウンを喫して11回終了後に棄権。田口選手は3度の防衛戦全てを規定ラウンド以内に終わらせたことになった。
応援、深く感謝です!