ロシアのモスクワで行われたIBF世界スーパーライト級タイトルマッチ。王者エドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)と、前王者で同級6位のセサール・クエンカ(亜)の一戦は、トロヤノフスキーが7ラウンド2分14秒TKO勝ちで、初防衛に成功。
クエンカが軽快なフットワークを使いジャブを放ち、トロヤノフスキーがジワリとプレスをかける立ち上がり。しかし、3回にはクエンカが鼻血を出し、4回、6回と2度のダウンを奪われ苦しい展開。迎えた第7ラウンド、クエンカ自身が棄権の意思表示を示し試合は終了。
24戦全勝(21KO)無敗とした35歳(5月30日が誕生日)の王者は、次戦で指名挑戦者小原佳太(三迫)選手の挑戦を受けることになった。