26日(日本時間27日)、メキシコシティのアレナ・コリセオでは、メキシカン同士のライト級サバイバル戦が行われた。元WBA&IBF世界スーパーフェザー級王者で、現在4連敗中のフアン・カルロス・サルガドが、元世界挑戦者ダンテ・“クレージー”・ハルドンと対戦。
ハルドンの持つWBCシルバー・インターナショナル・ライト級王座に、サルガドが挑戦した試合は、序盤からハルドンがリード。中盤、サルガドも粘りを見せたものの、終盤、ハルドンが再び突き放す形で12回を終了。118-110、117-112、116-112の3-0で、ハルドンが防衛に成功している。
28歳のハルドンは、29勝(22KO)5敗。右目がすっかりふさがったサルガドは、これで5連敗。もう4年近く、白星から見放されている。26勝(16KO)6敗1分1NC。
セミファイナルに登場した、前WBA世界スーパーフェザー級王者エマニュエル・ロペス(メキシコ)は、WBC世界同級12位のファン・ホセ・マルティネス(メキシコ)に、10回判定負けを喫している。