4日、島津アリーナ京都で行われたWBC世界ライトフライ級タイトルマッチ。チャンピオン木村 悠 (帝拳)選手に、同級5位ガニガン・ロペス(メキシコ)が挑んだ一戦は、ロペスが12回判定勝ち。スコアは119-109、118-110、114-114の2-0。
立ち上がり、手数の少ない王者は、ボディ狙いの挑戦者にポイントを許し、4回終了時の公開採点はジャッジ3者が揃って39-37でロペス。5回以降、左右のボディで入り、小さな左右アッパーを顔面へ突き上げるロペスに木村選手はやりにくそう。
7回、王者はプレスを強め前に出る。下がる挑戦者、しかし木村選手は空振りが多い。ヒットの差でロペスにポイントが流れる。8回終了時のスコアは、79-73、79-73、77-75でロペスがリード。
9回、逆転を狙い前に出る木村選手はロペスのボディを攻める。嫌がるそぶり見せるロペスだが、手数は減らず、相変わらず正確なヒットで上回る。木村選手、最後まで空回りという印象で試合終了となった。残念!。