27日（日本時間28日）、英・マンチェスターで開催されたIBF、WBA世界スーパーバンタム級王座統一戦。IBF王者カール・フランプトン（英）vsWBA王者スコット・クイッグ（英）の一戦は、フランプトンが12回判定勝ち。スコアは116-112、116-112、113-115の2-1。
静かな立ち上がり。序盤戦ガードを固め手数の少ないクイッグに対し、フランプトンも無理な攻撃は仕掛けないが、手数で上回りラウンドを拾って行く。後半勝負に出たクイッグは8回以降前に出て、ポイント挽回。試合はヒートアップしたが、互いに決定打はなく、大歓声の中、最終ラウンド終了ゴング。
互いに両手をあげ、自らの勝利をアピールしたが、判定はフランプトンに。統一王者は、IBFから和氣慎吾（古口）選手、WBAからはギレルモ・リゴンドウ（キューバ）との対戦を指令されており、二者択一を迫られる。
セミファイナル。空位のWBC世界スーパーバンタム級シルバー王座決定戦。WBC世界同級9位ギャビン・マクドネル（英）vs同級14位ホルヘ・サンチェス（パナマ）戦は、2回にダウンを奪ったマクドネルが12回判定勝ち。スコアは119-108、118-109、118-110の3-0。
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