WBC世界ヘビー級の指名試合。王者デオンタイ・ワイルダーと、同級1位アレクサンデル・ポベトキン(ロシア)戦の入札が、26日(日本時間27日)、米・マイアミで行われた。結果はワイルダー陣営ルー・ディべラの510万1000.42ドル(約5億8100万円)に対し、ポベトキン陣営のアンドレイ・リャビンスキーは、715万ドル(約8億1450万円)を提示して興行権を獲得。
入札を前にWBCは新ルールを発表。入札価格の10%がカットされ、勝者にボーナスとして支払われることになり、ファイトマネーは残りの90%を分け合うことになった。
この試合のファイトマネーは、ワイルダーが70%の450万4500ドル(約5億1300万円)。ポベトキンが30%の19万3千50ドル(約2億2千万円)で、勝者に71万5千ドル(約8150万円)のボーナスが加算される。
キャリア最高の報酬を受け取ることになったワイルダーだが、どうやら敵地ロシアへ乗り込むことになりそうだ。