WBA世界スーパーミドル級タイトルマッチ。スーパー王者ヒョードル・チュディノフ(ロシア)vs挑戦者・同級2位フェリックス・シュトルム(独)。20日(日本時間21日)、独・オーバーハウゼン、ケーニッヒ・ピルスナー・アリーナ。両者は昨年5月以来の再戦となる。
下は独コミッション代表のトーマス・ピュッツ(右)と、シュトルム・プロモーションズ代表のローラント・ベバック(中央)。
中盤以降は、チュディノフも重いパンチで対抗。ジャッジ泣かせの試合展開となった。
7R。
シュトルムのチーフセコンドは、かつて、ゲンナジー・ゴロブキン、ルスラン・チャガエフ等をコーチしていたマゴメッド・シャブロブ。現在はシュトルムの他、藤岡奈緒子(竹原慎二&畑山隆則)選手と戦ったスージー・ケンテキアン(独)も担当。
12ラウンド終了。
チュディノフの米国プロモーシャン会社、「スクエア・リング」のジョン・ワート代表(中央のネクタイ姿)。
際どい判定はシュトルムへ。
スコアは115-113、115-113、114-114の2-0。ベテランの味を見せ2階級制覇達成のシュトルムは、40勝(18KO)5敗3分。
キャリア15年、37歳の新王者は、ミドル級時代4度の王座に就いており、今度は5度目の世界王座となる。
今後の防衛ロードに注目。