9日、タイ・バンコク。4日に前日計量を終えながら、急遽延期されていたWBA世界フライ級暫定タイトルマッチが行われた、。暫定王者スタンプ・キャットニワット(タイ)と、同級4位グレゴリオ・レブロン(ドミニカ)の一戦は、スタンプが12回判定勝ちで、昨年7月の暫定王座決定戦以来のダイレクトリマッチを制し、初防衛に成功。スコアは115-113、114-113、114-114の2-0。
この試合のプロモーターは、タイの名門ギャラクシー・プロモーション。当初5日に開催予定だったタイトル戦は、4日の前日計量を終えながら急遽延期。これは同プロモーションとスポンサー、試合を放映するTV局との間での資金繰りの失敗が原因とされている。
4日の前日計量でリミットの112ポンドで計量をパスしていた両選手は、8日の計量で117ポンドを計測したがタイトル戦として認可され、TV局も「チャンネル7」から、「チャンネル3」へ変更されて、ようやくゴングを迎えた。
18歳のヤング王者スタンプは、15戦全勝(6KO)無敗。敗れたレブロンは、13勝(11KO)4敗。