WBA世界バンタム級正規王者ジェイミー・マクドネル（英）のプロモーター、エディ・ハーンは、WBAから指令されている同級スーパー王者ファン・カルロス・パヤノ（ドミニカ）との王座統一戦は後回しにし、任意の防衛戦を行う意向を明らかにしている。
パヤノとの対戦には異存がないものの、王座統一戦は夏に開催したいとしているハーンは、マクドネルの次戦を4月9日（現地時間）、英・ロンドンのO2アリーナで予定する興行に設定。対戦相手の第一候補として、IBF世界同級王者のリー・ハスキンス（英）を希望しているが、今のところ可能性は低そうで、任意の挑戦者が選ばれそう。
WBAは1月28日から30日以内に契約合意に達しない場合は、入札することを通達しており、マクドネルvsパヤノ戦が両陣営の意向によって先延ばしされた場合、どのような対処をするのかは注目。
また、近い将来の階級アップを宣言しているマクドネルは、2月27日（日本時間28日）に対戦する、IBF、WBA世界スーパーバンタム級王座統一戦。カール・フランプトンvsスコット・クイッグ戦勝者への挑戦を希望しており、その布石としてパヤノかハスキンスと対戦し、バンタム級王座を統一したいとしている。
これは英国内でのマクドネルの人気が、スーパーバンタム級王者の二人に比べ一歩遅れを取っている為で、統一バンタム級王者という箔を付け、大きな舞台に立つことを狙っている。
今後の動向に注目！。
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