五輪2連覇のゾウ・シミン(中国)が、昨年3月、アムナット・ルエンロン(タイ)の持つIBF世界フライ級王座挑戦に敗れて以来の再起戦に登場。ナタン・サンタナ・カウティンホ(ブラジル)との、WBOインターナショナル・フライ級王座決定12回戦に挑んだ。1月30日、中国・上海、上海オリエンタルスポーツセンター。
リングアナは、ルーペ・コントレラス(メキシコ出身・米在住)。
ベルトを持つのはレオン・パノンチーヨ(米・ハワイ→タイ在住)WBO立会人。
ゾウのセコンド陣。チーフトレーナーのフレディ・ローチは、ジャン・パスカルの対セルゲイ・コバレフ戦(カナダ・モントリオール)のため不在。
2R。
ゾウは上下にパンチを散らし、ポイントをピックアップして行った。
4R。
ゾウの右ストレートがカウティンホを襲う。
TKOタイム8回2分17秒。再起戦をKOで制したゾウは、7勝(2KO)1敗。ゾウの右は、今回のマッチメイカーで、オルランド・サリド等のマネジャーも務めるショーン・ギボンズ(米)。
中国期待の”黄金の拳”ゾウは、今年5月で35歳になる。ボブ・アラムは今後どんなマッチメークでゾウを世界へ導いて行くのか。
その手腕に注目!。