WBC世界バンタム級王者山中慎介選手と、WBC世界ライトフライ級王者木村 悠 選手のダブル世界戦が、3月4日に島津アリーナ京都で開催されることが、19日、所属する帝拳ジムから発表された。山中選手に挑むのは、同級3位のリボリオ・ソリス(ベネズエラ)。木村選手は同級6位ガニガン・ロペス(メキシコ)を迎え撃つ。
山中選手は10度目の防衛戦。ソリスは元WBA世界スーパーフライ級王者で、2013年12月の亀田大毅選手との同級王座統一戦では、オーバーウェイトで勝利したことが、試合後の「亀田ジム問題」へと発展する要因となった。2階級制覇を狙うソリスは、23勝(10KO)3敗1分。
初防衛戦とな木村選手の相手ロペスは、昨年7月、前王者ペドロ・ゲバラ(メキシコ)に挑み12回判定負け。その後、10月の再起戦の勝利で、WBCラテン・フライ級王座を獲得している。サウスポーの強打者ロペス(34歳)は26勝(17KO)6敗。
「いつもと変わらず一戦一戦。力の差を見せたい」(山中選手)
「国内に2人も世界王者がいるので(同一階級他団体)、負けないようにアピールしたい」(木村選手)
33歳の山中選手は24勝(17KO)無敗2分。32歳の木村選手は18勝(3KO)2敗1分。両チャンピオンの、戦いぶりが楽しみです。