OPBF･東洋・太平洋スーパーフライ級タイトルマッチ。王者井上拓真（大橋）vs同級1位レネ・ダッケル（比）。2015年12月29日、有明コロシアム。兄尚弥選手の後を追う実弟拓真選手は、これが初防衛戦。指名挑戦者を相手にどんなボクシングを見せてくれるのか。
挑戦者ダッケルは、15勝（5KO）5敗1分の24歳。
試合開始。
試合は立ち上がりから積極的な攻撃を見せたチャンピオンがリード。
兄の露払いでKO防衛の期待が高まった。
しかし、中盤から挑戦者もラフなパンチを振るって反撃。
大きなパンチで抵抗するダッケル。
終盤に入っても攻めの姿勢を崩さなかった王者だが、粘る挑戦者に決定打を打ち込むことは出来ない。
拓真選手リードで最終ラウンドを迎えた。
王者の左フックで挑戦者ダウン。
立ち上がって来たダッケルに追撃の拓真選手。
王者の右。しかし、挑戦者は何とか逃げ粘った。
最終ラウンド終了。オフィシャルのスコアは、三者揃って拓真選手の勝ち。118-109、117-110、118-109と大差が付いていた。
KOを逃し、悔しそうな顔で勝ち名乗りを受ける拓真選手。戦績はこれで6勝（1KO）無敗。世界主要4団体でランク入り。今後はキャリアを積みながら、世界挑戦のチャンスを伺うことになる。
今後のマッチメークが楽しみです。
応援、深く感謝です！
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