31日にエディオンアリーナ大阪で開催されるダブル世界戦の前日計量が、大阪市内のホテルで行われた。WBA世界フライ級タイトルマッチは、正規王者井岡一翔(井岡)選手に、前王者で同級2位のフアン・カルロス・レベコ(亜)が挑戦。しかし、計量を前に使用グローブで大揉め。
レベコのプロモーター、オスワルド・リベロの息子セバスチャン・リベロがクレームを付ける。
井岡陣営が用意したグローブは、井岡選手が黒、レベコが青。レベコ陣営は「黒の方が丈が長く使いやすい。我々も黒だ」と猛反発。場内は混乱状態に。
40分間の紛糾の後、しぶしぶながら、ようやくレべコ陣営は妥協。
井岡選手は50.8キロのリミットで計量クリア。右はレンゾ・バグナリオルWBA立会人(ニカラグア)。レべコはパンツを脱いで50.8キロ丁度。
感情が収まらぬ両陣営を懸念し、JBCは両選手のポーズ写真の場面を設けず。
IBF世界ミニマム級戦は、王者高山勝成(仲里)選手が指名試合で、同級8位ホセ・アルグメド(メキシコ)と対戦。下は高山陣営のキーマンの一人、麻殖生良平氏とマシュー・ガスケンIBF立会人(比)。
高山選手、リミットの47.6キロ。右は中出トレーナー。アルグメドはパンツを脱いで、47.6キロ。
中央はアルグメドのトレーナーで、サウル・カネロ・アルバレスも傘下に置くエディ・レイノーソ。左端は高山選手計量時にIBFベルトを掲げる中出トレーナーの弟で陣営の一人、滋朗(しげあき)氏。
好ファイトを期待!。