17日(日本時間18日)、パナマシティで開催された”WBA・KOドラッグ”興行で開催された、WBA世界スーパーフェザー級暫定王座決定戦で、ファン・アントニオ・ロドリゲス(メキシコ)を11回終了棄権に追い込み、新王者となったジェスリール・コラレス(パナマ)は、19勝(7KO)1敗の戦歴を持つ、24歳のサウスポー。
サウスポー同士の戦いとなったロドリゲス戦では、右手を下げたクラウチングスタイルでメキシカンを追い、徐々に追い込んでいった。
スピード、切れには欠けるが、前かがみのスタイルから放たれるコラレスのパンチは重そう。
決定的シーンはなかったが、11回を終了し、首を振りながらコーナーへ帰ったロドリゲスはここで棄権。新暫定王者コラレスは、キャンバスへ顔を埋め感激の涙。試合後のリング上は、同じクラスにWBAが認定する世界王者が、他に二人もいることなど全く関係ないといった盛り上がりようだった。
コラレスのTKO勝利で終わった試合だが、11回までの採点が集計されたスコアカードの計算は間違っている。これもご愛敬?。
コラレスは暫定王座獲得で次期ランキングでは1位に上昇する。アル・ヘイモン傘下にある正規王者ハビエル・フォルトゥナ(ドミニカ)との指名試合実現が待たれるが、ここはフォルトゥナのスピードとテクニックが一枚上と見ます。
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