WBO世界スーパーウェルター級タイトルマッチ。王者リーアム・スミス(英)vs同級8位ジミー・ケリー(英)。19日(日本時間20日)、英・マンチェスター、マンチェスター・アリーナ。スミスはジョン・トンプソン(米)との王座決定戦で7回TKO勝ちして以来、約2ヶ月を置いての初防衛戦。
ガードを高く上げ、プレスをかけて行く王者は、上手く上下にパンチを散らす。
3R。
ボディが効いて来たケリーは、前かがみの姿勢から故意に頭をぶつけに行き2点の減点。
スミスの連打に捕まったケリーは、キャンバスへ落ちるが、これはスリップと裁定された。
挑戦者陣営セコンドの棄権の意思表示で、試合はストップ。TKOタイム7回2分35秒。
左はプロモーターのフランク・ウォーレン。次期防衛戦はランク最上位、1位のミッシェル・ソロ(仏)との対戦が予想されるが、2位オースティン・トラウト(米)も挑戦権利を主張しており、今後のWBOの裁定に注目。