5日（日本時間6日）、米・ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで行われた、WBA世界フェザー級タイトルマッチ。正規王者ヘスス・クエジャル（亜）vs挑戦者ジョナサン・オケンド（プエルトリコ）の一戦は、クエジャルが12回判定勝ち。
立ち上がりペースを掴んだのはクエジャル。旺盛な手数で優位に立ったチャンピオンは、4回にはフラッシュ・ダウンを奪いリードを広げる。前進する王者と、交わしながら強い右を打ち込む挑戦者といった展開は、終盤に入り攻守所を変える。
疲れの見えるクエジャルが足を使い、失点を挽回しようとするオケンドがプレスを強める。しかし、王者は下がりながらも随所で上手くコンビネーションをまとめ、挑戦者を交わし終了ゴング。スコアは120-107、116-111、116-111の3-0。
5度目の防衛に成功したクエジャルは、28勝（21KO）1敗。世界初挑戦に失敗したオケンドは、26勝（16KO）5敗。
ニューヨークが地元の前WBO世界スーパーライト級王者クリス・アルジェリ（米）と、エリック・ボーン（エクアドル）のウェルター級10回戦は、8回にダウンを奪ったアルジェリが判定勝ち。スコアは97-92、97-92、95-94の3-0。
パッキャオ、カーンと強豪相手からの連敗から脱出したアルジェリは、21勝（8KO）2敗。シェーン・ポーター戦に続く黒星を喫したボーンは、16勝（8KO）3敗。
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