11月21日（日本時間22日）、米・ラスベガスでミゲール・コット（プエルトリコ）を破り、WBC世界ミドル級王座を獲得したサウル・カネロ・アルバレス（メキシコ）に対し、WBCが義務付けていた、暫定王者ゲンナジー・ゴロフキン（カザフスタン）との王座統一戦に対する、正式な対戦交渉開始の期限が延長された。
当初、試合から15日内に交渉を開始するべしとされていたが、WBCが両陣営に諮った結果、11日（日本時間12日）まで結論は持ち越されることになった。
155ポンドのキャッチウェイトでの対戦以外は、「ノー」の姿勢を臭わせているカネロ陣営は次戦を来年5月のシコンデマヨに予定。一方のゴロフキンは、来年2月下旬から3月上旬にもリングに上がる計画が進められており、これからの一週間での両陣営の下交渉が注目される。
また、ゲイリー・ラッセルJr（米）の試合直前のケガで突然試合がキャンセルされたフェザー級は、ラッセルJrと対戦予定だった、同級10位オスカル・エスカンドン（コロンビア）と、同級1位ロビンソン・カステジャノス（メキシコ）の間での暫定王座決定戦が指令されているが、こちらの方も交渉期限を延長。
これは両陣営からの申し出によるもので、交渉がまとまらなかった場合は、11日（日本時間12日）、メキシコシティのWBC本部で入札となる。
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