28日、ゼビオアリーナ仙台で開催されたダブル世界タイトルマッチ。WBC世界ライトフライ級王者ペドロ・ゲバラ(メキシコ)に、同級3位木村 悠 (帝拳)選手が挑んだ一戦は、木村選手が12回判定勝ちで新王者。スコアは115-113、115-113、111-117のスプリット。
序盤、攻勢をかけリードを奪ったのはゲバラ。倒す気満々の余裕を感じさせた。しかし、木村選手は中盤以降、粘り強いボクシングを見せ、荒くなったゲバラの隙を突きポイントをピックアップ。
9回以降、「全部取らなけらばダメだ!」のセコンド陣の声に、ひたむきなボクシングで応え、逆転に成功した。おめでとう!