ボクシングのメッカ、ラスベガスのリングで大激闘を演じ、惜しくもWBC世界スーパーフェザー級王座を失った三浦隆司(帝拳)選手は、新王者フランシスコ・バルガス(メキシコ)との再戦を希望。帝拳ジムの本田明彦会長も、「テレビ局、プロモーターも前向き」とし、再戦を求めて行く意向を示した。
一方、今年度の”Fight of the Year”候補に挙げられる、激しい試合を制したバルガスは今後、「IBF、WBOのベルトも狙って行く」と、このクラスの王座統一を希望。
現在、IBF王者ホセ・ペドラサは、1位スティーブン・スミス(英)との指名戦。WBO王者ローマン・マルティネスは、宿敵オルランド・サリド(メキシコ)との決着戦が決まっているが、プエルトリコの二人の王者が勝ち抜くと、王座統一戦も実現性を帯びて来そう。
しかし、敗れたとはいえ、米国で大いに名前を売った三浦選手には、再度チャンスが与えられるだろう。再起に期待!。