22日(現地時間21日)、英・マンチェスターのマンチェスター・アリーナで行われたWBA世界ライト級タイトルマッチ。正規王者ダーリー・ペレス(コロンビア)と、同級9位アンソニー・クローラ(英)のダイレクトリマッチは、クローラが5回2分30秒KO勝ちで新王者。
約4ヶ月振りの因縁の再戦は、両選手、初回からエキサイト。激しい主導権争いが繰り広げられた。そして迎えた第5ラウンド、打ち合いの最中、挑戦者の左ボディが王者に突き刺さると、ペレスはキャンバスへ膝を折るダウン。苦悶の表情を浮かべたまま、テンカウントを聞いた。
故郷のリングで悲願の世界王座奪取を成し遂げたクローラは、30勝(12KO)4敗3分。4度目の防衛に失敗したペレスは、32勝(20KO)2敗1分。