WBA最新ランキング。月間最優秀選手はSフライ級王者テーパリット・ゴーキャットジム(タイ)。優秀選手にバンタム級王者亀田興毅(亀田)選手が選ばれている。
テーパリット。
Sフライ級王座を失った清水智信(金子)選手は5位。4位に亀田大毅(亀田)、6位に赤穂 亮 (横浜光)選手と日本勢が並ぶ。7位の元暫定王者ドライアン・フランシスコ(比)は、14日、IBFパンパシフィック暫定Sバンタム級タイトル戦に出場。Sバンタム級へ転向する。
昨年12月10日に王座決定戦に勝利し、暫定王者となったリボリオ・ソリス(ベネズエラ)は、28日(現地時間)ベネズエラ・マラカイで初防衛戦を予定。この3年間で1勝7敗というサンチャゴ・イバン・アコスタ(亜)を挑戦者に選んだと前にお伝えした。
ソリス。
しかし、いくらなんでもこれほど負けが込んだ選手を、暫定とはいえ世界タイトルマッチと名のつく試合に出場させるほどWBAも腐ってはいないだろうと思っていた。
だが、アコスタは15位にランクイン。このまま予定通り世界タイトルに挑戦できてしまいそうである。
09年2月以降、●●●●●●○●。黒星は名のある選手に喫してのものだが、最後の白星は1年前に格下相手の6回戦に勝ったもの。昨年6月、現2位のロベルト・ソーサ(亜)に6回判定負けしたのがラストファイト。
プロモーター推薦はここまで有効なのだと思うと、開いた口がふさがらない。日本で王座統一戦が開催された後だけに、不快指数は増します。
バスケス。
内山高志(ワタナベ)選手が正規王座に君臨する、Sフェザー級暫定王者ブライアン・バスケス(コスタリカ)へ挑戦(14日)するヒルベルト・ゴンサレス(メキシコ)も15位にランクイン。このところ、暫定vsランク外→15位選手の暫定戦が目立ちます。
ライト級でセルジオ・トンプソン(メキシコ)に思わぬTKO負けを喫した、ホルへ・リナレス(帝拳)選手がランキング落ち。変わってトンプソンが2位に入った。アントニオ・デマルコ(メキシコ)に敗れても2位に据え置かれたリナレス選手が、WBAノーランク。ウ~ン。
なお、WBC王者デマルコには、リナレス選手に代わりトンプソンが挑戦する。
その他、目立ったところはフライ級で村中 優 (F赤羽)選手が15位にランクイン。16勝(4KO)2敗1分。
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