WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ。正規王者河野公平(ワタナベ)vs同級2位亀田興毅。17日(現地時間16日)、米・イリノイ州シカゴ、UICパビリオン。2度目の防衛戦となる王者は、初の海外リング。キャリア15年、黒星デビューからのプロ叩き上げ。
勝てば4階級制覇達成となる興毅選手。
チーフセコンドは父・史郎氏。そして中央は、イスマエル・サラス氏。
試合開始。
第2ラウンド。河野選手の右で興毅選手、ダウン。ダメージは軽かったが、これで試合の流れが変わった。
3回、地元シカゴのセレスティーノ・ルイス(米)主審は、興毅選手からローブローで減点を取った。
ルイス(米)主審は、興毅選手からローブローでこのラウンド2度目の減点を取る。
失点を挽回しようと、興毅選手は打って行く。
しかし、打撃戦は王者の望むところ。
9回、今度は抑え込み行為で河野選手が減点。
いよいよ、ラストラウンド。
判定は河野選手へ。スコアはビル・レルヒ(米)115-109、グレン・フィルドマン(米)116-108、ロバート・ホイル(米)113-111の3-0。
試合後、興毅選手は引退を表明。
王者は、「死に物狂いだった。最後の3回はこれで死んでもしょうがないと思って、人生賭けて行った」。
指名挑戦者を降し、2度目の防衛に成功した河野選手。
今後の活躍に期待!。