いよいよ明日ゴングを迎えるWBC世界バンタム級タイトルマッチ。王者山中慎介(帝拳)選手と、挑戦者アンセルモ・モレノ(パナマ)の前日計量が都内で行われ、両選手共に1回でクリア。9度目の防衛を目指す山中選手にとって、前WBA同級スーパー王者で通算12度の防衛記録を持つモレノは強敵だ。
左からJBC浦谷信彰事務局長、フランク・クイルWBC立会人、マイケル・グリフィン(カナダ)主審。
山中選手はリミットいっぱいの53.5キロでクリア。「最高の出来」という王者は、「難しい試合になるだろうが、勝ちにこだわって戦いたい」。
モレノの隣はロゥス夫人。モレノのマネジャーを務める夫人は、ガッツ石松(ヨネクラ)選手の挑戦を退けたこともある、元世界ライト級王者イスマエル・ラグナの息女。
王者の強烈な破壊力を持つ”神の左”に対し、ディフェンス能力抜群のモレノは“神の目”で対抗する。
今回もあえてKO宣言は封印した王者は、「勝ちにこだわりたい」と、難敵モレノ撃退に万全の構え。明日のゴングが楽しみです。
22日午後7時~ 日本テレビ 「バンタム級頂上決戦!」 山中慎介vsアンセルモ・モレノ