11日(日本時間12日)、カナダ、トロントのリコー・コロシアムで開催された、WBC世界ライトヘビー級タイトルマッチ。王者アドニス・ステベンソン(カナダ)に同級9位のトミー・カーペンシー(米)が挑んだ一戦は、ステベンソンが3回21秒TKO勝ちで6度目の王座防衛に成功。
サウスポー同士の戦いは、立ち上がりから王者が右ジャブ、左ストレートで優位に立つ。2回終了間際には早くも挑戦者がダウン。そして続く第3ラウンド。開始早々からステベンソンがカーペンシーに襲い掛かる。左ストレートで再び倒れこんだ挑戦者は立ち上がったが、ダメージ深く、そのままレフェリーストップとなった。
まもなく38歳の誕生日を迎えるステベンソンは、27勝(22KO)1敗。2度目の世界挑戦も実らなかったカーペンシーは、25勝(14KO)5敗1分。
試合は初回から攻勢を取ったスペンスJrが一方的にヒーデンを打ち込み、8回52秒TKO勝ち。勝ったスペンスJrは、18戦全勝(15KO)無敗。敗れたヒーデンは、23勝(12KO)2敗1分。