WBA世界バンタム級タイトルマッチ。正規王者ジェームス・マクドネル（英）vs同級4位亀田和毅。6日（日本時間7日）、米・テキサス州コーパス・クリスティ・アメリカン・バンク・センター。
今回の試合に際し、イスマエル・サラスに師事した和毅選手。カットマンは「スティッチ（傷のひと縫い、ふた縫い）」のニックネームを持つ、ジェイコブ・ディユラン。クリチコ、アンドレ・ウォードのお抱えでもある。
主審はジョン・スカール（米）。
1R。
ジャッジ、グレン・フェルドマン（米・F）マ9-10和、ジェシー・レイエス（米・R）マ9-10和、スティーブ・ウェイズヘルド（米・W）マ9-10和。
2R。
F・マ10-9和、R・マ9-10和、W・マ9-10和。
3R。
F・マ9-10和、R・マ10-9和、W・マ10-9和。
4R。
F・マ10-9和、R・マ10-9和、W・マ10-9和。
5R。
F・マ9-10和、R・マ9-10和、W・マ10-9和。
6R。
F・マ10-9和、R・マ10-9和、W・マ10-9和。
熱心に観戦するのは昨年殿堂入りを果たし、マクドネルを英国でプロモートするバリー・ハーン。右の白髪は、亀田兄弟の米国の試合と、この日の興行全体のプロモーター、「ウオーリアーズボクシング」代表、レオン・マーグレス。事実上の最高権力者、アル・ヘイモンの弁護士でもある。
7R。
F・マ10-9和、R・マ10-9和、W・マ10-9和。
8R。
F・マ10-9和、R・マ9-10和、W・マ10-9和。
9R。
F・マ10-9和、R・マ10-9和、W・マ10-9和。
10R。
F・マ10-9和、R・マ10-9和、W・マ9-10和。
11R。
F・マ9-10和、R・マ9-10和、W・マ10-9和。
マクドネルのトレーナーはデイブ・コールドウェル。英・シェフィールド出身で、ナジーム・ハメドとジムメイトだった。
12R。
マクドネルの右が和毅選手の頭部をかすめると同時に、和毅選手の右足が滑り、思わずキャンバスへ膝が落ちる。すると、痛恨のダウン宣告。スリップと見た、ファン、関係者も多かった。
F・マ10-8和、R・マ10-8和、W・マ10-8和。
ジャッジのスコアはグレン・フェルドマン（米）115-112、ジェシー・レイエス（米）116-111、スティーブ・ウェイズヘルド（米）117-110。
試合は点差ほど離れた印象はなく、王者も「前回以上の接戦だと思ったが、最終回のダウンで勝利を確信した」と話している。
3度目の防衛に成功したマクドネルは、27勝（12KO）2敗1分。この試合前からスーパーバンタム級転向を示唆しており、同胞スコット・クイッグ（英）の持つ、WBA正規王座に照準を合わせている。
今後の動向に注目。
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