一度は消滅したと思われたWBO世界ウェルター級王者ティモシー・ブラッドリー(米)と、同級3位ブランドン・リオス(米)の対戦が急浮上。11月7日(現地時間)、ラスベガスのトーマス&マックセンターで両者はグローブを交える。
放映するHBOの予算問題。王座決定戦で勝ったブラッドリーへの指名挑戦権を得て、ランキング1位に上がったのがサダム・アリ(米)などの事情もあり、一度は見送りになったこの一戦。
HBOの予算がないことを知ったリオスは、自らのファイトマネーを下げてでも、ブラッドリーとの対戦を実現させることに意欲を示していた。
また、プロモートするトップランクも、HBOがブラッドリーvsアリ戦に全く興味がないことを知ると、アリ側に待ち料を支払ってでもリオス戦を優先させたい考えを示し、最悪、WBOの認定が下りない場合には、王座を返上してでもブラッドリーvsリオス戦を実現させようとしていた。
正式発表が待たれます。