9勝(0KO)202敗7分。日本では考えられない、というか、とっくに出場禁止になっている戦歴を持つ、英国人スーパーライト級選手クリスチャン・ライト(35歳)が、1日(日本時間2日)に行われた自国興行で32連敗を克服。10勝目をあげた。
2戦(1KO)無敗のカール・チャドウィック(英・34歳)に4回判定勝ちしたもので、1年4ヶ月ぶりの勝利となる。12年前のデビューは6回戦。出だし5連敗。ようやく勝ったかと思ったら、またまた勝てない試合が続き、2年半で1勝21敗4分。
よく辞めなかったというよりも、その後も「噛ませ」専門として、コンスタントに戦い続けて来ているライトは、ある意味凄い。202敗のうちKO負けは5つのみ。
近代ボクシング発祥の地イギリスには、この手の選手が多く活躍している。70敗、80敗はざら。100敗クラスも多数いる。ストップが早いと聞く英国だが、総じてビッグな負け越しレコードを持つ選手は、KO負けが極端に少ない。
日本にはいないこんな選手。後楽園ホールに来たら、どんな試合見せてくれるんでしょうかねェ。ちょっと、気になります。(^-^)/