元WBA世界Sフライ級王者名城信男(六島)選手は、31日大阪で再起第2戦に挑んだ。 試合はバンタム級契約の10回戦。対戦相手はペットグラピー・シットサイトーン(タイ)。
名城選手はリミットいっぱいの53.5キロ。ペットグラピーは52.8キロ。
29歳、日本では1戦1敗というタイ人。
名城選手、入場。
長年コンビを組んだ藤原トレーナーは、今年から東京のワールドスポーツジムに移籍している。
試合に先立ち、山田純夫氏が日本国国歌”君が代”を独唱。
タイ国国歌は、セコンドのプームが歌い上げた。
初回。元王者は、タイ人のステップインしての左フックに守勢に立たされた。
2回に入り、ジャブが出始めた名城選手だが、ペットグラピーは左フック、右クロスで抵抗。
しかし、ペットグラピーの抵抗もここまで。
3回以降は名城選手が右オーバーハンドを有効にヒットし、タイ人を弱らせていく。
第5ラウンド。
名城選手は右主体の連打で、この試合最初のダウンを奪う。
そして続く第6ラウンド。
元王者は右でさらにダウンを追加。
最後はカウント中にタイ陣営からタオルが投入され試合終了。
KOタイム、6回37秒。
戦績を17勝(11KO)4敗1分とした30歳の名城選手は、「必ずまた王者になります」。
WBC世界Sフライ級の新王者佐藤洋太(協栄)選手を第1ターゲットに、3度目の世界王座獲得を宣言した。
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