空位となったIBF世界ライト級王座決定戦出場が決まっている、同級1位デニス・シャフィコフ(ロシア)=35勝(19KO)1敗1分=が、日本で内山高志(ワタナベ)選手の持つ世界王座に挑戦した経験を持つ、ロイ・ムクリス(インドネシア)=27勝(21KO)4敗3分=と対戦。
身長で8センチ、リーチでは12センチ上回るムクリスが打って出る。
小柄な(165センチ)サウスポー、シャイコフの左ストレートがムクリスを捕らえる。
中村勝彦主審は、ここで試合を停止。TKOタイム3回1分14秒。
本来ならこの夜、IBF世界ライト級王者ミッキー・ベイ(米)=王座返上=に挑戦するはずだったシャイコフは、同級3位で前Sフェザー王者のランセス・バルテルミ(キューバ)との、王座決定戦に挑むことになる。