IBFは次期フライ級挑戦者決定戦を、同級1位ジョンリル・カシメロ(比)と、同級4位マックウィリアムズ・アローヨ(プエルトリコ)の間で行うことを指令。王者アムナット・ルエンロン(タイ)に惜敗した同士で、再挑戦の機会を奪い合うことになる。
6月22日、アムナットに敗れたカシメロは試合後、3回に左フックで、アムナットがグローブをキャンバスへタッチしたのはノックダウン。7回のダウンは王者の押し倒しと主張。試合前半から見られたアムナットの執拗なホールド、投げ飛ばし、のっかかり等のレスリング行為を、リー・ドゲット(米)主審が見逃していたと非難し、IBFにランキングの維持と、再戦を要求していた。
一方のアローヨは昨年9月、指名挑戦者としてアムナットに挑戦。6回にダウンを奪い前半をリードしたが、終盤、アムナットのクリンチ、もみ合いに悩まされ手数が減り、僅差の判定を失った(115-114、113-114、114-113)。
果たしてアムナットへの復讐の機会を掴むのはどちらか?。大変、楽しみな好カードです。
なお、IBF最新ランキングは2位は空位。3位に元WBA世界同級暫定王者の江藤光喜(白井・具志堅S)選手が付けている。