昭和27年(1952年)5月19日、後楽園球場特設リングで開催された日本初の世界タイトルマッチ。世界フライ級王者ダド・マリノ(米)vs挑戦者白井義男(カーン)戦のリングでは、マリノのトレーナーとして活躍。以後、日本ボクシング界とは切っても切れない縁を持つ、スタンレー・イトウ氏(下写真左)。
生きる伝説は今でも健在。イトウ先生を師と仰ぐ元協栄ジム・マネジャーの大竹重幸氏が、イトウ先生の近況を伝えてくれました。
「凄く元気で変わらないよ!」
「東京オリンピックの時のユニフォーム、日本に寄付するって言ってたよ。次の東京オリンピックにも日本に行きたいって聞いて、うれしかったよ!」
イトウ先生は昭和39年(1964年)の東京オリンピックでは、日本ボクシング・チームの特別コーチを務めた。
なつかしの、カカアコ・ジム。
オーナーのマサさんも相変わらず、お元気そうです。
今でも、昔の教え子たちが多数ハワイにやって来ては、イトウ先生との旧交を温めております。
ここでお知らせ。
元WBA世界フライ級王者坂田健史(協栄)選手をはじめ、たくさんの選手たちがカカアコ・ジムで合宿レーニングを行ってきました。また、1日体験から、長期に渡るトレーニングに参加された方々も多数いらっしゃいましたが、今後、カカアコ・ジムでの練習はローカルだけで行われます。
とても残念ですが、どうかご了承ください。