6月27日(日本時間28日)、米・カーソンで開催されたWBO世界ウェルター級暫定王座決定戦。元スーパーライト級&ウェルター級王者ティモシー・ブラッドリー(米)と、前WBA世界スーパーライト級王者ジェシー・バルガス(米)の一戦で、WBAがバルガス陣営に承認料を要求していたことが判明。
バルガスのマネジャー、キャメロン・ダンキン、トップランクのカール・モレッティ副社長が明らかにしたところによると、試合を前にまだWBA王座を保持していたバルガスに、WBAは4万ドル(約480万円)の試合出場承認料を要求。
「WBOのタイトル戦に出場するのに、何の為にWBAに承認料を支払う必要がある?」
WBAからの金銭要求を「バカげた提案」と捕らえたバルガス陣営は、試合を前にWBA王座を放棄することに決めた。
この試合のバルガスのファイトマネーは60万ドル(約7280万円)。陣営がWBOへ支払ったタイトル戦承認料は1万8千ドル(約220万円)で、それを大きく上回る4万ドルを請求して来たWBAにダンキン氏の怒りは収まらない。
「Are you crazy? That's a lot of money.」
バルガスは年内に再起戦を行い、ウェルター級で2階級制覇を狙う。もう出ませんかね、WBAタイトル戦?。(;^_^A