3日(日本時間4日)独デュッセルドルフで行われた統一世界ヘビー級タイトルマッチ、クリチコvsモルメック戦 のセミファイナルは、WBO世界クルーザー級暫定王座決定戦。同級2位オラ・アフォラビ(英)と、元WBA同級暫定王者ヴァレリー・ブラドフ(ロシア)が顔を合わせた。
この暫定王座決定戦は正規王者マルコ・フック(独)が、WBA世界ヘビー級正規王者アレクサンデル・ポヴェトキン(ロシア)へ挑戦(2月25日・判定負け)したための措置。
試合は2度目の世界戦に燃えるアフォラビが、35歳のブラドフを圧倒。
3回にダウンを奪って優位に立つと、5ラウンドにも再び倒す。
立ち上がって来たブラドフを猛攻したところで試合はストップされた。
TKO5回3分。
15日に32歳の誕生日を迎えるアフォラビは、19勝(9KO)2敗3分。
レフェリーは、ジノ・ロドリゲス(米・プエルトリコ)。新王者の左手を上げるのは、この試合の立会人アンドリュー・スマール(南ア)。そしておなじみ、フランシスコ・バルカッセルWBO会長。
先週のWBOSフェザー級戦でも主審を務めたロドリゲス氏は、来週のフェザー級戦サリドvsロペス戦の興行にも登場予定で、山田純夫氏とは3週連続一緒の珍記録。
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