世界王者同士が戦ったノンタイトル戦。WBC世界Sライト級及びWBA同級スーパー王者ダニー・ガルシア(米)vsIBF世界同級王者ラモント・ピーターソン(米)戦で、両者が得たファイトマネーは、ガルシア150万ドル(約1億8千万円)、ピーターソン120万ドル(約1億4400万円)。
敗れたピーターソンはIBF王座を剥奪されることになったが、過去最高だったルーカス・マティセ(亜)戦(3回TKO負け)の、80万ドル(9600万円)をはるかに上回る稼ぎとなった。
ここ4年間でファイトマネーをグングン上げてきたガルシアは、試合後、ウェルター級に転向することを示唆しており、メイウェザーvsパッキャオ戦でメイウェザーが勝てば、次の対戦相手候補として浮上する。
ダニー・ガルシア 2万ドルから100万ドル!
同じ興行のセミファイナル、挑戦者のウェイトオーバーでノンタイトル戦へ変更となった、WBO世界ミドル級王者アンディ・リー(アイルランド)vsピーター・クイリン(米)戦のファイトマネーは、リー、クイリン共に50万ドル(約6千万円)。
なお、アル・ヘイモンのNBC「プレミア・ボクシング・チャンピオンズ」第2弾として開催されたこの興行は、初回から視聴率15%ダウン(290万件)となり、興行は赤字となった模様。