統一世界ヘビー級タイトルマッチ。IBF・WBO及びWBAスーパー王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)vs挑戦者・IBF4位・WBO4位・WBA2位ブライアント・ジェニングス(米)の一戦は、第7ラウンドへ。25日(日本時間26日)、ニューヨーク・マジソン・スクエア・ガーデン。
1-6R Klitschko vs Jennings World heavyweight
それでも打って出たジェニングスだったが、待っていたのはクリチコの左フック・カウンター。
左ジャブから得意の右ストレートを狙うクリチコ。しかし、後一発は中々出ず。
第10ラウンド。
マイケル・グリフィン主審は、唐突にクリチコからホールディングで減点を取った。
何事もなく、最後まで盛り上がりに欠けたまま、試合は12回を終了。
そして判定は、王者クリチコへ。
オフィシャルのスコアは、116-111、116-111、118-109の3-0。
次戦はWBOの指名挑戦者、24戦全勝(18KO)無敗のタイソン・フューリー(英国)の挑戦を受けることになりそうなチャンピオン。
クリチコを上回る206センチの長身フューリーとの戦いでは、得意の接近戦押さえ込みも効かなくなる。
さて、英国期待のフューリーが常勝クリチコを破る事が出来るのか。次はヘビー級戦らしい戦いになることを期待。