25日(日本時間26日)、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで行われた統一世界ヘビー級タイトルマッチ。IBF・WBO及びWBAスーパー王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)vs挑戦者・IBF4位・WBO4位・WBA2位ブライアント・ジェニングス(米)の一戦は、クリチコが12回判定勝ち。
アンダーカードのWBO北米ヘビー級タイトルマッチは、WBO2位にランクされる王者のチャールズ・マーティン(米)が、挑戦者トム・ダラス(英)に初回2分56秒TKO勝ち。これで11連続KO勝ちのマーティンは、21勝(19KO)無敗1分。敗れたダラスは17勝(12KO)4敗。
発表された観衆は17056人。19戦全勝(10KO)無敗の挑戦者に王座奪取の期待がかかった一戦だったが、左ジャブを中心に距離をキープ、接近されれば抱え込むという王者の戦法を崩すことが出来ず、クリチコも手数少なく無理をせずで、山場のない静かな試合となってしまった。スコアは116-112、116-112、118-109の3-0。
約7年振りの米国リングで勝利をおさめた、39歳のクリチコは64勝(53KO)3敗。
セミファイナルのウェルター級10回戦。WBOインターコンチネンタル同級王者でWBO世界4位に付けるサダム・アリ(米)が、WBO世界同級11位フランシスコ・サンタナ(米)とグローブを交えた一戦は、アリが10回判定勝ち。
アンダーカードのWBO北米ヘビー級タイトルマッチは、WBO2位にランクされる王者のチャールズ・マーティン(米)が、挑戦者トム・ダラス(英)に初回2分56秒TKO勝ち。これで11連続KO勝ちのマーティンは、21勝(19KO)無敗1分。敗れたダラスは17勝(12KO)4敗。