18日(日本時間19日)、英・リバプールのエコー・アリーナで開催された、WBA世界ライト級暫定王座決定戦。デリー・マシューズ(英国)vsトニー・ルイス(カナダ)の一戦は、マシューズが12回判定勝ちで新暫定王者。
共に減点を取られる荒れた試合は、両選手、明確なポイントをあげられないまま12回を終了。ルイスの攻勢が上回ったかとも思われたが、際どい判定は地元のマシューズに。スコアは114-112、114-112、115-112の3-0。
この試合はリーチャード・アブリル(キューバ)のウィルス感染によって、急遽キャンセルされたマシューズの挑戦試合に変わって実現。短時間の内に対戦相手も、イスマエル・バロッソ(ベネズエラ)→ルイスと変わっていた。
新暫定王者マシューズは、38勝(20KO)9敗2分。敗れたルイスは、19勝(7KO)3敗。アブリルは休養王者となり、暫定王者だったダーリー・ペレス(コロンビア)が正規王者に昇格している。