IBF&WBO世界ミニマム級王者高山勝成(仲里)選手の初防衛戦は、IBF世界Lフライ級8位ファーラン・サックリン・ジュニア(タイ)を相手に、4月27日に行われる見通しになった。また、高山選手は近日中にWBO王座を返上する予定で、今後はLフライ級へ上げて2階級制覇も視野に入れる模様。
ファーランは2013年大晦日のノンタイトル戦で、減量苦でコンディション不良だった元WBA世界ミニマム級王者宮崎 亮 (井岡)選手に3回KO勝ち。しかし、続く2014年4月の井上拓馬(大橋)戦では、8回大差の判定負けを喫している。27勝(15KO)3敗1分。
高山選手が返上するWBO王座は、1位ジュリアン・イエドラス(メキシコ)と、2位田中恒成(畑中)選手の間で争われることになりそう。イエドラスは明日、メキシコ・メリダで試合を予定している。