WBO世界ライト級王者テレンス・クロフォード(米)は4月18日(現地時間)、米国(場所未定)でWBO世界Sライト級5位にランクされるトーマス・デュローム(プエルトリコ)と、グローブを交えることになった。クロフォード擁するトップランクと、デュロームのプロモーター、ゲイリー・ショーは、この試合を空位のWBO世界Sライト級王座決定戦にしたい構え。
リッキー・バーンズ(英)から王座を奪い、無敗のユリオルキス・ガンボア(キューバ)を9回でストップし初防衛に成功。V2戦で指名挑戦者レイムンド・ベルトラン(メキシコ)を降したクロフォードは、Sライト級転向を示唆していた。
現在1位にランクされる前王者クリス・アルジェリ(米)はクロフォードとは戦わず、2位ルーカス・マティセ(亜)と、3位ルスラン・プロボドニコフ(ロシア)は、4月中にも対戦することが決まっている。4位ジェイソン・パガラ(比)は今月試合をしたばかりで、5位のデュロームが抜擢された。
北米王者デュロームは、これまで22勝(14KO)1敗の25歳。王座決定戦となれば、これが初めての世界戦となる。
クロフォードが首尾よくSライト級王座を獲得すると、2位粟生隆寛(帝拳)選手にチャンスが出てくる。ランキング1位は引退撤回後、5連勝で浮上してきた元王者ファン・ディアス(米)。3位には36歳になったナミビアのヒットマン、元王者パウルス・モーゼスが付けている。
こちらの動向も、楽しみです。
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